タリバン、結婚で女性尊重を命令 国際承認狙いか

アフガニスタンで暫定政権を樹立したイスラム主義組織タリバンは3日、アフガン国民が女性の意思を尊重し結婚を強要しないよう周知するために、政府の各機関に対応の徹底を命じた。アフガンでは部族間対立の解決のためなどに強制婚が行われてきた。

タリバンには、女性の権利を重視する姿勢を示し、暫定政権の国際承認などにつなげる狙いがあるとみられる。タリバン旧政権は女性の権利を大幅に制限したことから、国際社会の懸念が強い。

最高指導者アクンザダ師名で、女性は「所有物ではなく自由な人間」で、結婚に際しては女性の同意が必要だと指摘。また、夫の死後には夫の兄弟らと結婚とする慣習があることを踏まえ、女性には再婚など自身の将来についての決定権があるとし、国民に周知するよう関係各省に指示した。(共同)