埼玉・和光に官民複合施設 児童センターや温泉施設

大型遊具を備えた「わぴあ」内の総合児童センター=3日午後、埼玉県和光市(深津響撮影)
大型遊具を備えた「わぴあ」内の総合児童センター=3日午後、埼玉県和光市(深津響撮影)

埼玉県和光市と民間企業が官民連携事業として整備した複合施設「わぴあ」が4日に全面開業する。総合児童センターや認定こども園、市民プールといった公共施設のほか、民間の温泉施設、共用の仕事場「コワーキングスペース」なども備える。

東京メトロ有楽町線などの和光市駅の徒歩圏内に位置し、市民に加え東京都民らの利用も見込んでいる。市の担当者は「和光市には今まで有名な場所がなかった。『わぴあがあるよ』といってもらえる施設を目指したい」と話している。

以前に市の総合児童センターやプールがあった場所に約53億円をかけて整備した。認定こども園など一部の施設は今年春に先行オープンしている。

4日に新たに運営を始める総合児童センターは、「わぴあタワー」という愛称の関東最大級の大型複合遊具が目玉だ。

旧センターが主な利用対象としてきた未就学児に加え、小中学生の居場所にもなるよう配慮し、拡張現実(AR)技術を活用して新感覚のスポーツを楽しむことができる「HADO」の設備を公共施設としては全国で初めて導入した。

音楽スタジオも設けており、いずれの設備も18歳以下の人は無料で利用することができる。

温泉施設は、東京建物リゾートが運営する「おふろの王様」の和光店として開業する。地下1500メートルからくみ上げた天然温泉が売りで、レストランやカフェも併設している。

このほか市の保健センターなども入っており、センターの保健師がレストランのメニューを考案するなど、入居する施設同士の連携も深めていく予定だ。(深津響)

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