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産経、3部門で受賞 東京写真記者協会賞

企画部門(国内)を部門賞を受賞した「あの日からここまで」東日本大震災10年(中央 5枚組中の4枚) スポーツ部門(国内)で奨励賞を受賞した「視線の先に」(左 5枚組中の3枚) 特別賞を受賞した「眞子さまご結婚 佳子さまと別れの抱擁」
企画部門(国内)を部門賞を受賞した「あの日からここまで」東日本大震災10年(中央 5枚組中の4枚) スポーツ部門(国内)で奨励賞を受賞した「視線の先に」(左 5枚組中の3枚) 特別賞を受賞した「眞子さまご結婚 佳子さまと別れの抱擁」

東京写真記者協会(新聞・通信など36社加盟)は2日、今年の優れた報道写真に贈る協会賞と各部門賞を発表、産経新聞社は3部門で受賞した。

特別賞 「眞子さまご結婚 佳子さまと別れの抱擁」 秋篠宮ご夫妻に別れを惜しむように何度もお辞儀し、最後の言葉を交わされた眞子さま。屈託のない笑顔で大きく手を広げた妹・佳子さまと抱擁し、瞳を見つめ合われた=10月26日、赤坂御用地(佐藤徳昭撮影)
特別賞 「眞子さまご結婚 佳子さまと別れの抱擁」 秋篠宮ご夫妻に別れを惜しむように何度もお辞儀し、最後の言葉を交わされた眞子さま。屈託のない笑顔で大きく手を広げた妹・佳子さまと抱擁し、瞳を見つめ合われた=10月26日、赤坂御用地(佐藤徳昭撮影)

企画部門賞(国内)を、大西史朗、鈴木健児、松本健吾、矢島康弘、桐山弘太の5記者が撮影した「あの日からここまで 東日本大震災10年」が受賞。震災直後に取材した住民らを再訪し、被災した場所や生活の場を移した土地で、刻んだ10年のときを写しこんだ。

企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 佐藤朱莉さん(18)、石川実紅さん(18 写真左上) 高校の卒業式を迎え、佐藤さん(左)は地元のホテルに就職、石川さんは仙台の専門学校に進学する。避難していたリアスホールを訪れ、あの時を懐かしんだ=3月1日、岩手県大船渡市(矢島康弘撮影) 洞口慎さん(36)、來輝さん(10 写真左下) 慎さんは震災の2日後、3月13日に來輝さんを出産した。地震による停電と混乱で分娩室が使えず、診察室の簡易ベットで出産。10歳になった現在は「サッカーに夢中」と話す=2月21日、岩手県釜石市(大西史朗撮影) 三條幸恵さん(24 写真右上) 仙台市宮城野区で中学時代に被災。夢だったスポーツジムのインストラクターとして都内で働いている=2月24日、東京都渋谷区(鈴木健児撮影) 佐藤優菜さん(19)、綾花さん(17)、榛香さん(14 写真右下) 原発事故から約1カ月で避難していた栃木県から福島県飯舘村に戻った佐藤3姉妹(左から三女・榛香さん、長女・優菜さん、次女・綾花さん)。当時は外で遊ぶことができず、窓を締め切った室内で絵を描くなどして過ごしていた。現在は「受験」、「保育の仕事に就く」、「美容師になる」などそれぞれの目標に向かっている=2月27日、福島市(松本健吾撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 佐藤朱莉さん(18)、石川実紅さん(18 写真左上) 高校の卒業式を迎え、佐藤さん(左)は地元のホテルに就職、石川さんは仙台の専門学校に進学する。避難していたリアスホールを訪れ、あの時を懐かしんだ=3月1日、岩手県大船渡市(矢島康弘撮影) 洞口慎さん(36)、來輝さん(10 写真左下) 慎さんは震災の2日後、3月13日に來輝さんを出産した。地震による停電と混乱で分娩室が使えず、診察室の簡易ベットで出産。10歳になった現在は「サッカーに夢中」と話す=2月21日、岩手県釜石市(大西史朗撮影) 三條幸恵さん(24 写真右上) 仙台市宮城野区で中学時代に被災。夢だったスポーツジムのインストラクターとして都内で働いている=2月24日、東京都渋谷区(鈴木健児撮影) 佐藤優菜さん(19)、綾花さん(17)、榛香さん(14 写真右下) 原発事故から約1カ月で避難していた栃木県から福島県飯舘村に戻った佐藤3姉妹(左から三女・榛香さん、長女・優菜さん、次女・綾花さん)。当時は外で遊ぶことができず、窓を締め切った室内で絵を描くなどして過ごしていた。現在は「受験」、「保育の仕事に就く」、「美容師になる」などそれぞれの目標に向かっている=2月27日、福島市(松本健吾撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 発生直後、南三陸の避難所で出会った石田二巴(つぐみ)さん(16)。笑顔で炊き出しのうどんを食べる姿が印象的だった。現在は地元の高校に通いバレーボールに打ち込んでいる。震災については「じいちゃんにおんぶされて高台に逃げた事や、避難時の体育館が暗くて泣いていた記憶が残っていますと話した」写真は津波被害で更地になったままの自宅前で撮影=2月28日、宮城県南三陸町(松本健吾撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 発生直後、南三陸の避難所で出会った石田二巴(つぐみ)さん(16)。笑顔で炊き出しのうどんを食べる姿が印象的だった。現在は地元の高校に通いバレーボールに打ち込んでいる。震災については「じいちゃんにおんぶされて高台に逃げた事や、避難時の体育館が暗くて泣いていた記憶が残っていますと話した」写真は津波被害で更地になったままの自宅前で撮影=2月28日、宮城県南三陸町(松本健吾撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 消防団員として住民に高台避難を叫び続けていた最中に津波に巻き込まれた竹内裕太朗さん(34)。意識を失った状態で丘に打ち上げられ自身は助かったが自宅が流失。それでも翌日から捜索活動を続けた。「あの地震を風化させたくない。また災害がおきても全力で人々を助ける」。あの日捜索活動をしていた大船渡駅前で強く語った=2月13日、岩手県大船渡市(鈴木健児撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 消防団員として住民に高台避難を叫び続けていた最中に津波に巻き込まれた竹内裕太朗さん(34)。意識を失った状態で丘に打ち上げられ自身は助かったが自宅が流失。それでも翌日から捜索活動を続けた。「あの地震を風化させたくない。また災害がおきても全力で人々を助ける」。あの日捜索活動をしていた大船渡駅前で強く語った=2月13日、岩手県大船渡市(鈴木健児撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 中村勇二さん(59 写真上) 津波で経営する生花店が流失。「犠牲者に手向ける花を売って欲しい」という友人や親類の切実な願いがきっかけで、1カ月後の4月11日にテントを張ってお店を再開した。「すべてスムーズにきたわけではないし、10年間は長く感じる。山田はよい街になってきましたよ」=2月18日、岩手県山田町 岸野康太郎さん(26 写真下) 宮城県農業高校ボクシング部時代に津波でリングを失ったが、仮設ビニールハウスで練習して高校総体に出場。宮城県内の総合商社に就職し、現在は転勤で横浜勤務、忙しい日々を送っている=3月1日、横浜市中区(いずれも桐山弘太撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 中村勇二さん(59 写真上) 津波で経営する生花店が流失。「犠牲者に手向ける花を売って欲しい」という友人や親類の切実な願いがきっかけで、1カ月後の4月11日にテントを張ってお店を再開した。「すべてスムーズにきたわけではないし、10年間は長く感じる。山田はよい街になってきましたよ」=2月18日、岩手県山田町 岸野康太郎さん(26 写真下) 宮城県農業高校ボクシング部時代に津波でリングを失ったが、仮設ビニールハウスで練習して高校総体に出場。宮城県内の総合商社に就職し、現在は転勤で横浜勤務、忙しい日々を送っている=3月1日、横浜市中区(いずれも桐山弘太撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 後藤ちよさん(10 写真上) 生後5カ月で被災。今は家族が増え、お姉さんになった。「南三陸の海が大好き。将来は漫画家とイラストレーターになりたい」=2月20日、宮城県南三陸町(松本健吾撮影) 宮原伶奈さん(19 写真下) 津波で自宅が流され、約半年間避難所で生活した。管理栄養士を目指し東京の大学に在学中。「卒業後は大好きな大船渡に戻って故郷の役にたちたい」=2月14日、岩手県大船渡市(鈴木健児撮影)
企画部門(国内)部門賞 「あの日からここまで」東日本大震災10年 後藤ちよさん(10 写真上) 生後5カ月で被災。今は家族が増え、お姉さんになった。「南三陸の海が大好き。将来は漫画家とイラストレーターになりたい」=2月20日、宮城県南三陸町(松本健吾撮影) 宮原伶奈さん(19 写真下) 津波で自宅が流され、約半年間避難所で生活した。管理栄養士を目指し東京の大学に在学中。「卒業後は大好きな大船渡に戻って故郷の役にたちたい」=2月14日、岩手県大船渡市(鈴木健児撮影)

スポーツ部門(国内)は、納冨康、桐山弘太、川口良介の3記者が撮影した「視線の先に」が奨励賞に選ばれた。東京五輪に懸けた思い、張り詰めた緊張感を組み写真で表現した。

「眞子さまご結婚 佳子さまと別れの抱擁」を撮影した佐藤徳昭記者には特別賞が贈られた。

スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 卓球女子・伊藤美誠 サーブに入る鋭い目線は、相手を射抜くようだと話題になるほど。女子単では日本勢初のメダリストとなった=7月29日、東京体育館(桐山弘太撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 卓球女子・伊藤美誠 サーブに入る鋭い目線は、相手を射抜くようだと話題になるほど。女子単では日本勢初のメダリストとなった=7月29日、東京体育館(桐山弘太撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 体操男子・内村航平 必死の形相で鉄棒を掴もうとするも、この直後にまさかの落下。内村の4度目の五輪が幕を閉じた=7月24日、有明体操競技場(川口良介撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 体操男子・内村航平 必死の形相で鉄棒を掴もうとするも、この直後にまさかの落下。内村の4度目の五輪が幕を閉じた=7月24日、有明体操競技場(川口良介撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 新体操・喜田純鈴 指先にふわりと浮いたボールを見つめるまなざしに緊張感が漂う。手具を自在に扱い、音楽に合わせた華麗な演技で会場を魅了した=8月6日、有明体操競技場(納冨康撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 新体操・喜田純鈴 指先にふわりと浮いたボールを見つめるまなざしに緊張感が漂う。手具を自在に扱い、音楽に合わせた華麗な演技で会場を魅了した=8月6日、有明体操競技場(納冨康撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 レスリング女子・川井梨沙子 決勝戦でクラチキナ(ベラルーシ)を破り五輪2連覇を達成。試合後に「最後の1秒まで絶対に目をそらさないと決めていた」と打ち明けた=8月5日、幕張メッセ(納冨康撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 レスリング女子・川井梨沙子 決勝戦でクラチキナ(ベラルーシ)を破り五輪2連覇を達成。試合後に「最後の1秒まで絶対に目をそらさないと決めていた」と打ち明けた=8月5日、幕張メッセ(納冨康撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 バレーボール男子・石川祐希 手を伸ばし、ボールに食らいつく石川。キャプテンとして日本代表を率い、29年ぶりの8強入りを果たした=8月3日、有明アリーナ(川口良介撮影)
スポーツ部門(国内)奨励賞 「視線の先に」 バレーボール男子・石川祐希 手を伸ばし、ボールに食らいつく石川。キャプテンとして日本代表を率い、29年ぶりの8強入りを果たした=8月3日、有明アリーナ(川口良介撮影)

協会賞(グランプリ)は朝日新聞社の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」に決まった。

2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)
2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)
2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)
2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)
2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)
2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)
2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)
2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)

受賞作品を含む約300点の報道写真は、15~24日に日本橋三越本店(東京都中央区)、26日~来年1月3日(元日除く)に静岡伊勢丹(静岡市)、1月8日~4月17日が日本新聞博物館(横浜市中区、休館日を除く)で展示される。

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