産経抄

12月3日

大坂なおみ選手の復活が待ち遠しい女子プロテニスの世界は、華やかなイメージに包まれている。もっとも1970年代前半までは、本場米国でも男子より格下に見られていた。

▼敢然と立ち向かったのが、当時の女王、ビリー・ジーン・キングさんである。男性至上主義を公言する男子の元世界王者から持ちかけられた試合に勝利して、女子テニスのレベルの高さを見せつけた。

▼キングさんは女子テニス協会(WTA)を創立し、女子の優勝賞金が男子の8分の1にすぎなかった差別の解消をめざした。女子選手のボイコットも辞さない闘いを続けた結果、四大大会の優勝賞金は現在、すべて同額である。

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