静岡県には6人 オミクロン2例目濃厚接触者 療養施設へ

静岡県庁=静岡市葵区(那須慎一撮影)
静岡県庁=静岡市葵区(那須慎一撮影)

静岡県は2日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による国内2例目の感染者の濃厚接触者が、県内に6人いることを明らかにした。同じ飛行機の搭乗者で、同日までに全員が県内の宿泊療養施設に入る予定。県は、冷静な対応を求めた。

県などによると、国内2例目の感染者は南米のペルーから中東のカタール経由で成田空港に到着した20代の男性で、11月27日に入国した。同じ飛行機に同乗していた乗客114人が濃厚接触者となり、このうち6人が県内にいる。

6人はカタールから乗り合わせたという。入国時の検査では陰性だった。機内の座席は、感染者と近接はしていなかったという。ただ、オミクロン株の感染力などが判然としていないことから、県は政府の方針に従い、2日までに6人全員を県内の宿泊療養施設に隔離。14日間の隔離期間中は定期的に検査を実施し、感染状況を確認する。

県健康福祉部の後藤幹生参事は「万一、陽性となれば入院する」と説明。新型コロナ陽性となっただけではオミクロン株かどうかは分からないため、県は、三島市にある国立遺伝学研究所でゲノム解析を行うとしている。

後藤参事は「6人はまだ陽性とも決まっておらず、機内に一緒にいただけ。入国後、必要な検査や対応を取っている」と説明。「過度な不安を持たないよう冷静な対応をしてほしい」と呼びかけた。