IOC「無責任」と批判 彭帥さん問題で国際団体

モニター画面に映る中国の女子テニス選手、彭帥さんと会話を交わすIOCのバッハ会長(ⓒIOC/Greg Martin)
モニター画面に映る中国の女子テニス選手、彭帥さんと会話を交わすIOCのバッハ会長(ⓒIOC/Greg Martin)

スポーツ選手団体や人権団体からなる「スポーツと権利の連盟」は1日声明を発表し、中国最高指導部の元メンバーに性的関係を迫られたと暴露したテニス選手、彭帥(ほう・すい)さんへの国際オリンピック委員会(IOC)の対応を「無責任」と批判した。IOCに対し、選手と人権の保護に努めるよう求めた。

同連盟は2015年に結成され、スポーツに絡む人権問題での提言などを行っている。各国の選手会をまとめる世界選手協会や国際労働組合総連合(ITUC)、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)など9団体で構成する。

声明は、IOCが「危険にさらされているかもしれない五輪選手の声を無視し、国家統制下の中国メディアを支持した」と非難。彭さんへの対応は「人権への理解の浅さを示した」とし「中国の抑圧政策への協力」を直ちに停止するよう要求した。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細