電動キックボードに青切符、今月にも開始 警視庁取り締まり強化

電動キックボードを運転する人
電動キックボードを運転する人

利用者の急増とともに事故が相次いでいる電動キックボードに関し、警視庁が今月中にも、歩道走行や信号無視などの違反をした運転手に対し、交通反則切符(青切符)を交付できるようにする運用を始めることが2日、警視庁への取材でわかった。

電動キックボードは道交法上「原動機付き自転車」に分類され、使用には運転免許が必要とされている。ただ、その場でモーターの出力などを確認するのが難しく、これまでは摘発が難しかった。警視庁は対策として、市販の電動キックボードの性能などをデータベース化し、即座に車両の分類を照会できるようにしたという。

青切符の対象となるのは、信号無視や一時停止違反など。違反すると点数が加算され、一定以上となると免許停止などの行政処分を受けることになる。

電動キックボードの公道走行は、基本的にヘルメットやナンバープレートの装着が必要となるが、ルールの浸透が追い付かず、事故も多発している。東京都内では今年1~11月、電動キックボードが絡む人身事故が16件発生。6月には電動キックボードに乗った20代の女が無免許で赤信号を無視してタクシーと衝突、乗客の男性にけがをさせ、その後書類送検されている。

警視庁幹部は「電動キックボードの走行台数、違反件数ともに増えており、取り締まり強化の必要があると判断した」と説明した。

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