首相、トヨタ社長と会談　賃上げで意見交換か

岸田文雄首相は２日、トヨタ自動車の豊田章男社長（日本自動車工業会会長）と官邸で会談した。豊田氏は会談後、記者団に「自動車業界全般の話をした」と述べた。政府は脱炭素社会の実現に向け、２０５０年に国内の温室効果ガス排出を実質ゼロにする目標を掲げる。自動車業界の取り組みなどについて意見交換したとみられる。

首相は産業界に３％を超える賃上げを期待している。豊田氏は「みんなが幸せになっていくためにはどうするかという話はした」と語った。賃上げについても意見を交わしたもようだ。