NATO外相理事会 閉幕 ロ侵攻なら「代償」との認識で一致

記者会見するNATOのストルテンベルグ事務総長=1日、ラトビア・リガ(ロイター)
記者会見するNATOのストルテンベルグ事務総長=1日、ラトビア・リガ(ロイター)

【ロンドン=板東和正】ラトビアの首都リガで行われていた北大西洋条約機構(NATO)の外相理事会が1日閉幕し、ロシアがウクライナに侵攻すれば「高い代償を払うことになる」との認識を確認した。ストルテンベルグ事務総長は閉幕後の記者会見で、ウクライナ侵攻が起きた場合には、ロシアに経済制裁を科すと警告した。

理事会は11月30日から2日間の日程で、ロシアがウクライナとの国境付近に軍備を増強しているとされる問題などをめぐり協議した。NATOは、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切る恐れもあるとみて警戒を強めている。

ストルテンベルグ氏は1日の会見で「ロシアは近隣諸国に対して攻撃的で不安定にさせる行動を続けている」と強調。各国は理事会で「(ウクライナを侵攻すれば)ロシアは高い代償を払い、深刻な政治的、経済的影響を被ることを明確にした」と述べ、「われわれには経済・金融制裁などの幅広い選択肢がある」と明言した。

理事会は、欧州連合(EU)への移住を望む中東などの人々がベラルーシに入国し、ポーランド国境で立ち往生している問題についても協議した。

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