富士急ハイランドの主力コースター、知事が停止要請

臨時会見で富士急ハイランドにコースター運行停止要請を出したことを説明する山梨県の長崎幸太郎知事=1日、甲府市(平尾孝撮影)
臨時会見で富士急ハイランドにコースター運行停止要請を出したことを説明する山梨県の長崎幸太郎知事=1日、甲府市(平尾孝撮影)

山梨県の長崎幸太郎知事は1日に臨時記者会見を開き、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)に対し、主力コースターの運行停止を要請したことを明らかにした。コースター「ド・ドドンパ」利用客で骨折が相次いでいることを発表したのに続き、先月22日、他のアトラクションの利用客2人から骨折の申し出があったとハイランドが発表したことを受けての措置。

長崎氏は「(ハイランドは)来園者の負傷の原因などが特定できていないまま運行を続けている。来庁しての説明を求めたが、応じず、不誠実な対応だ」として、運行停止という厳しい要請を出した理由を説明した。今回の要請では法的な拘束力はないものの、状況が改善しない場合は「法的な処置もあり得る」と強調した。先月29日に要請をハイランドに通達している。

先月22日のハイランドの発表では、10月上旬に「FUJIYAMA」や「高飛車」など複数のアトラクションに乗った20代女性から、肋骨骨折が判明したと連絡があった。11月中旬に複数のアトラクションを利用した40代女性からは、腰椎を圧迫骨折したと申し出があった。いずれも来園当日は負傷の連絡などはなかったが後日、医師の診断を受けて骨折が判明したという。

ハイランドでは、ほかの医師の意見を受け、アトラクション利用と骨折との因果関係は明確でないとの考えを示している。

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