3回目ワクチンで大規模接種会場 月内に2カ所 東京都

新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種を受ける国立病院機構東京医療センターの職員=1日午前、東京都目黒区(代表撮影)
新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種を受ける国立病院機構東京医療センターの職員=1日午前、東京都目黒区(代表撮影)

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が1日、東京都内でも始まった。政府の方針に従い、当初は医療従事者が対象となるが、来年1月以降、高齢者を中心とした一般住民にも順次拡大される。都は今後、大規模接種会場を6カ所程度設置する予定で、うち2カ所を今月中にも開設する。

都民には1、2回目の接種と同様に今月下旬以降、在住の区市町村から追加接種用の接種券が送付される。大規模接種会場は、都庁北展望室(新宿区)と多摩地域1カ所にまず開設され、医療従事者や救急隊員らを対象に接種が始まる見通しだ。

都はすでに、国が追加接種向けに承認している米ファイザー製ワクチン約40万回分を今月と来年1月分として確保した。当面は1、2回目の種類に関わりなくファイザー製ワクチンが使用される。担当者は「着実かつ迅速な接種を推進したい」としている。

都内では11月29日時点で、全住民の74・5%が2回目までの接種を終えている。1、2回目の接種対象となっている12歳以上では、接種完了者は82・1%に上る。

都内の感染状況を分析する同25日のモニタリング会議では、専門家がワクチン接種は重症化の予防と死亡率の低下が期待できるとして、「接種をさらに推進する必要がある」と指摘。今夏の流行「第5波」では、重症患者の急増が医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を引き起こす一因ともなり、都は円滑なワクチン接種体制の構築を目指す。

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