大阪でオミクロン株専用の宿泊施設 濃厚接触者を収容へ

記者団の取材に応じる吉村洋文知事=1日午前、大阪府庁
記者団の取材に応じる吉村洋文知事=1日午前、大阪府庁

大阪府の吉村洋文知事は1日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が関西国際空港の入国検疫などで確認された場合、感染者を関空近くの「りんくう総合医療センター」(大阪府泉佐野市)で受け入れる方向で調整していると明らかにした。感染拡大を防ぐため、個室で治療する。濃厚接触者については専用の宿泊療養施設を確保し、待機を求める方針。

吉村氏は府庁で記者団に「オミクロン株の陽性者が関空の検疫で確認されることは十分あり得る。水際対策を徹底的に強化し、陽性と判明すればしっかり対応する。大阪や関西で広がるのを防ぎたい」と述べた。

政府は、感染者と同じ飛行機に乗っていた乗客全員を濃厚接触者として扱うとしている。府は入国した濃厚接触者が14日間待機する場所として宿泊療養施設を用意し、2日に1回の検査を求める。

感染「第5波」以降、早期治療を重視する府は、複数の宿泊療養施設で重症化を防ぐ抗体カクテル療法を導入。吉村氏は「医療機能が高いホテルをオミクロン株の濃厚接触者の専用ホテルにしたい。入所の強制はできないが、積極的に誘導したい」と述べた。

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