東証続落、2カ月ぶり安値 変異株警戒2万8千円割れ

東京証券取引所の電光掲示板=東京・日本橋兜町
東京証券取引所の電光掲示板=東京・日本橋兜町

30日の東京株式市場の日経平均株価は大幅続落した。2万8000円の大台を割り込み、約2カ月ぶりの安値を付けた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による経済活動の先行きへの警戒感が強まった。値下がりは3営業日連続で、この間の下げ幅は計1700円近くとなった。

終値は前日比462円16銭安の2万7821円76銭。東証株価指数(TOPIX)は20・13ポイント安の1928・35。出来高は約25億4500万株。

前日の米ダウ工業株30種平均が反発したことを好感し、30日の東京市場でも朝方は買い注文が先行。上げ幅は400円を超える場面もあった。

ただ、オミクロン株による企業活動への懸念は依然強く、午後に入ると、売り優勢の展開に転じた。英紙フィナンシャル・タイムズ電子版が、オミクロン株に対する既存ワクチンの有効性が低そうだとする米モデルナ幹部の話を伝えたことも売り材料となり、下げ幅が一気に膨らんだ。

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