只見線再開でJR東と福島県に鉄道事業許可 「上下分離」へ

JR只見線=平成25年11月、福島県金山町(三尾郁恵撮影)
JR只見線=平成25年11月、福島県金山町(三尾郁恵撮影)

平成23年7月の福島・新潟豪雨で橋が流失し不通となっているJR只見線会津川口―只見間(28キロ)の再開に向け、国土交通省東北運輸局は30日、JR東日本と福島県に鉄道事業を許可し、許可書を手渡した。県が線路や駅舎などを保有し、JR東が運行を担う「上下分離方式」が導入可能になる。

田中由紀東北運輸局長が仙台市の同局で、JR東の森明経営企画部担当部長と、福島県の渡辺仁生活環境部長にそれぞれ許可書を交付。

会津川口―只見間は現在も代行バスが運行。JR東は当初、バスへの転換を主張したが、地元が存続を要望したため29年に鉄道復旧と上下分離方式の導入で合意した。令和4年中の再開を目指している。