米1ドルショップが初の値上げ 25%高、インフレを象徴

米ワシントンにあるダラー・ツリーの店舗を訪れた人=6月(ロイター=共同)
米ワシントンにあるダラー・ツリーの店舗を訪れた人=6月(ロイター=共同)

「米国版100円ショップ」といわれる米1ドルショップ大手ダラー・ツリーが商品価格を25%引き上げ、1・25ドル(約142円)にすると発表した。原材料高などコスト増に伴う恒久的措置で、本格的な値上げは創業から35年で初。米国での歴史的なインフレを象徴する動きといえそうだ。

ウィティンスキー最高経営責任者(CEO)は「1ドルの制約から脱却するのに適切な時期だ」と述べた。値上げは商品の大半が対象で来年春までに実施する。新型コロナウイルス禍からの景気急回復による供給網混乱や人手不足が響き、採算が悪化。米メディアによると、「物言う株主」と呼ばれる投資家が値上げするよう圧力を強めていたことも背景にある。

ダラー・ツリーは米国とカナダに計約1万6千店を展開。主に都市部の低所得層を対象に日用品や文具、パーティー用品を販売している。(共同)

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