閉館の大宮図書館、複合施設に改装 さいたま

複合施設としてリニューアルオープンする大宮図書館の建物=さいたま市大宮区(戸田建設関東支店提供)
複合施設としてリニューアルオープンする大宮図書館の建物=さいたま市大宮区(戸田建設関東支店提供)

約2年半前に閉館したさいたま市大宮区の市立施設・大宮図書館が、青果専門店などを擁する複合施設「Bibli(ビブリ)」として12月19日にリニューアルオープンする。

大宮図書館は、市の前身の一つである旧大宮市の施設として昭和47年に開館した。地上3階、地下1階建ての施設内には、蔵書スペースのほか、発表会や映画上映のためのホール、展示会用のギャラリーなども備えられ、住民の憩いの場として親しまれてきた。武蔵一宮氷川神社の参道沿いの雰囲気も趣深く、多くの市民に愛された。

さいたま市は令和元年5月、公共施設再編の一環として大宮図書館の機能を大宮区役所に移転し、建物に関しては、存続を求める市民の声を踏まえて活用方法を検討していた。

改装は戸田建設関東支店(同市浦和区)などが担い、リニューアル当初は、オーガニック青果の専門店「オーガニック・アンド・コー」とさいたま観光国際協会が入る。その後、パンやバッグを扱う店舗、高齢者向けの「シルバーeスポーツジム」、企業のオフィスなども順次入居する予定だ。

市の担当者は「引き続き地域住民に愛され、外からも人を呼び込める施設になってほしい」と期待している。(中村智隆)

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