全日空は29日、成田―ホノルル線で使う機体で、大きなウミガメ親子が描かれたデザインで人気の、超大型機エアバスA380の1~3号機を成田空港で一斉にお披露目した。今年10月に3号機が納入され、導入予定の機体が全てそろった。
ハワイではウミガメは幸福や繁栄を象徴する神聖な生き物とされ、機体には現地語でウミガメを意味する「ホヌ」にちなみ「フライング・ホヌ」の愛称が付けられた。1~3号機はそれぞれ青、エメラルドグリーン、オレンジ色で描かれている。
A380は総2階建てで、座席数は520。1号機は2019年5月、2号機は同年6月からホノルル定期便として運航を開始したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年3月以降は運休。同年8月以降は遊覧飛行やイベントなどに使われている。3号機の運航はまだ始まっていない。