「中曽根平和研究所」新会長に麻生氏

中曽根康弘世界平和研究所会長就任の挨拶をする麻生太郎副総裁=29日午前、東京都千代田区(松井英幸撮影)
中曽根康弘世界平和研究所会長就任の挨拶をする麻生太郎副総裁=29日午前、東京都千代田区(松井英幸撮影)

国際社会の重要課題について政策提言などを行う「中曽根康弘世界平和研究所」は29日、優れた業績を挙げた若い世代の研究者らを表彰する「中曽根康弘賞」の授賞式を東京都内のホテルで開いた。同研究所の新会長に就任した自民党の麻生太郎副総裁は「この研究所が大いに発展し、意義あるものにしていきたい」とあいさつし、受賞者に記念盾を授与した。

同研究所は昭和63年に中曽根康弘元首相が設立。令和元年に中曽根氏が死去し会長職が空席となっていたが、生前の中曽根氏の意向を踏まえ、今年10月に麻生氏が会長に選任された。

麻生氏はあいさつで「中国の拡張主義によって米ソ冷戦だったものが米中冷戦に置き換わりつつある。それに合わせて対応を考えなければならない」と語り、政府への提言や対応策を検討していく考えを示した。