米、南アへ渡航中止勧告 オミクロン株確認受け

南アフリカ・ヨハネスブルクの商業施設で、ワクチン接種を受けるために並ぶ人々=26日(AP=共同)
南アフリカ・ヨハネスブルクの商業施設で、ワクチン接種を受けるために並ぶ人々=26日(AP=共同)

米国務省は27日、南アフリカなどアフリカ南部8カ国への渡航警戒レベルを4段階のうち最も厳しい「渡航中止」(レベル4)に引き上げた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の確認を受けた措置。米政府は26日、8カ国からの渡航を29日から制限すると発表していた。

8カ国はほかにボツワナやジンバブエなど。米政府高官は27日記者団に、バイデン大統領がオミクロン株の最新状況について専門家から説明を受け、保健当局高官らが各国の担当者と情報交換するなどし、政府として状況を注視していることを明らかにした。

また、国務省によるとブリンケン国務長官は27日、南アのパンドール国際関係・協力相と電話会談し、オミクロン株の迅速な確認と情報提供は「世界のモデルだ」と称賛した。南アが各国の渡航禁止措置に「懲罰のようなものだ」と不満を示していることに配慮したとみられる。(共同)

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