花田紀凱の週刊誌ウォッチング

(850)大谷選手の「どうなる『結婚相手』」は余計なお世話

記者会見に臨む米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手=15日午前、東京都千代田区(桐山弘太撮影)
記者会見に臨む米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手=15日午前、東京都千代田区(桐山弘太撮影)

日本ABC協会(Audit Bureau of Circulations=新聞・雑誌部数公査機構)による2021年上半期(1~6月)の雑誌実売部数が公表された。

週刊誌は前年同期と比べると全誌マイナス。厳しい状況だ。

①『週刊文春』 25万6836

②『週刊現代』 19万3914

③『週刊新潮』 14万5687

④『週刊ポスト』 13万6093

⑤『週刊大衆』 7万7223

⑥『週刊朝日』 5万0797

⑦『週刊アサヒ芸能』 4万9700

⑧『AERA』 3万2168

⑨『サンデー毎日』 2万7738

⑩『ニューズウィーク日本版』 2万2782

読み放題のUU(ユニークユーザー=特定の期間内にWEBサイトを訪問した個人)でも1位は『文春』21万2281。2位『ポスト』19万7812。3位『現代』18万7149。『文春』はこれにデジタル版の831を足して46万9948。紙の占める割合は約半分だ。

雑誌の王者、月刊『文芸春秋』もついに20万部を切った。19万9604。穏健な保守を代表する雑誌として、戦後、長い間、50万部を切ったことがなかった『文芸春秋』もついにここまできた。

で、今週の週刊誌だが、最近になく低調。

『週刊文春』(12月2日号)のトップ「岸田首相お膝元でも有権者買収疑惑」は11月18日号で報じた衆院茨城6区のケースと全く同じ。

広島市内のホテルで開かれた斉藤鉄夫候補(公明党)の演説会出席者の一部に広島県トラック協会広島北支部から、〝旅費〟約5000円が出たという。公選法に触れるかは微妙。

『週刊新潮』(12月2日号)は今週も「『眞子さん・圭さん』摩天楼はバラ色か」がトップ。ネタ切れなのだろう。

「『大谷翔平』どうなる『結婚相手』」

余計なお世話。

老人誌と化した『週刊現代』(11・27)、今週も大特集で「『生前贈与』と『死ぬ前の準備』正しい順番と書類」。

これでABC2位。トホホ。

(月刊『Hanada』編集長)