春高バレー

組み合わせ抽選会…男子・東福岡、女子・就実は2回戦から

【駿台学園-東亜学園】第1セット、スパイクを放つ駿台学園の飯島悠仁=14日、世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(鴨志田拓海撮影)
【駿台学園-東亜学園】第1セット、スパイクを放つ駿台学園の飯島悠仁=14日、世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(鴨志田拓海撮影)

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の組み合わせ抽選会が28日、東京・台場のフジテレビで行われ、対戦カードが別表の通りに決まった。

男子で2連覇を目指す東福岡は初戦の2回戦で札幌藻岩(北海道)-東亜学園(東京)の勝者と対戦。今夏の全国高校総体を制した鎮西(熊本)や、前回準優勝で高校総体も2位だった駿台学園(東京)も2回戦が初戦となる。

女子は2連覇の懸かる就実(岡山)が2回戦から登場し、高松南(香川)-細田学園(埼玉)の勝者と対戦。高校総体を制した下北沢成徳(東京)は佐賀清和-城南(徳島)の勝者と対戦する。

本大会は東京体育館(東京都渋谷区)で来年1月5に開幕。7日は3回戦と準決勝を行い、8日に準決勝、9日に決勝が行われる。新型コロナウイルス感染防止策として2大会続けて無観客での開催。全試合、バーチャル春高バレー(https://sportsbull.jp/category/haruko/)でライブ配信(一部有料)される。

【男子展望】

男子は九州勢に実力校が居並ぶ。鎮西は高校総体制覇の原動力となった2年生エース舛本颯真(そうま)を軸に4大会ぶりの頂点を狙う。前回優勝の東福岡はエースだった柳北悠李(東亜大)以外の主力メンバーが残り、経験値は高い。ともに初出場の日南振徳は身長2メートルのセンター甲斐優斗(まさと)(3年)、鎮西学院も好アタッカー梅本春之助(3年)を中心に上位を目指す。

対抗馬は2大会連続準優勝の駿台学園。前回も主力だった武本幹太や中島彬ら3年だけでなく、1、2年の層も厚く、東京都大会では準決勝と決勝で大幅にメンバーを入れ替える離れ業をやってのけた。主将の武本は「(2位だった高校総体と合わせて)4大会連続の銀は嫌。絶対に金を取って終わりたい」と腕をぶす。2大会連続4強の清風は好セッター前田凌吾(3年)が浮沈の鍵を握る。

【女子展望】

2連覇の懸かる就実と、高校総体を制した下北沢成徳が双璧をなす。就実は前回の優勝を支えた深沢めぐみ、つぐみ(ともに3年)が今季も健在。ともに力強いスパイクを放つ176センチの双子姉妹がチームを牽引(けんいん)する。

高校総体決勝で就実を下した下北沢成徳は、全日本選手権の関東予選でVリーグ2部の群馬銀行や東海大を破り、12月の本戦出場権を獲得してみせた。「春高」の東京都大会は3位に甘んじたが、小川良樹監督は「こういうのを経験すると高校生は強くなる」と前向きにとらえる。

都大会準決勝で下北沢成徳を破り、最激戦区を1位通過した八王子実践は183センチのアタッカー滝沢凜乃(2年)を軸に、初戦敗退に終わった前回の雪辱を誓う。181センチのエース吉武美佳(3年)を擁する金蘭会や東九州龍谷、古川学園も力がある。(奥村信哉)