豪、サンゴが一斉産卵 南半球の夏到来告げる

産卵するグレートバリアリーフのサンゴ=23日、オーストラリア北東部ケアンズ沖(ギャレス・フィリップス氏提供・共同)
産卵するグレートバリアリーフのサンゴ=23日、オーストラリア北東部ケアンズ沖(ギャレス・フィリップス氏提供・共同)

オーストラリアの世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフで27日までにサンゴの一斉産卵が確認された。オーストラリアで11~12月に起きる「海中の吹雪」と呼ばれる現象。南半球に夏の訪れを告げる風物詩となっている。

北東部クイーンズランド州政府によると、ケアンズの沖約60キロの海中で23日夜、サンゴが精子と卵子が入ったピンク色の小さな塊を約4時間かけて海中に放出する様子をダイバーが確認した。

産卵するグレートバリアリーフのサンゴ=23日、オーストラリア北東部ケアンズ沖(ギャレス・フィリップス氏提供・共同)
産卵するグレートバリアリーフのサンゴ=23日、オーストラリア北東部ケアンズ沖(ギャレス・フィリップス氏提供・共同)

この塊が海面に上昇し受精プロセスが始まる。成功すれば受精卵は海底に沈み、やがてサンゴに成長する。

海洋生物学者のギャレス・フィリップス氏は「サンゴ礁が出産するのを見るのはとてもうれしいことだ。サンゴ礁の生態系が機能していることが証明された」と話した。(共同)

産卵するグレートバリアリーフのサンゴ=23日、オーストラリア北東部ケアンズ沖(ギャレス・フィリップス氏提供・共同)
産卵するグレートバリアリーフのサンゴ=23日、オーストラリア北東部ケアンズ沖(ギャレス・フィリップス氏提供・共同)

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