「中村さんの姿、今も」 殺害2年を前に追悼会

福岡市で開かれた中村哲さんの追悼会=27日午後
福岡市で開かれた中村哲さんの追悼会=27日午後

アフガニスタンで2019年12月、福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の現地代表中村哲さん=当時(73)=が殺害されてから2年となるのを前に、市内で27日、追悼会が開かれた。参加者が黙とうをささげた他、遺族や現地スタッフらが「中村さんの姿が今も目に焼き付いている」と思いを語った。

中村哲さんの追悼会であいさつする長女秋子さん=27日午後、福岡市
中村哲さんの追悼会であいさつする長女秋子さん=27日午後、福岡市

長女秋子さん(41)は、中村さんが在宅時に庭で果樹の世話をしていたことに触れ「今でも麦わら帽子に作業着を着た父の後ろ姿を思い出す」と話した。現地に行く際は毎回「家族をよろしく」と声を掛けていたという。

アフガニスタンは干ばつが進み、多くの人が飢餓の危機にあるといい「優先すべきは人の命。生きていくために必要な支援が滞ってはいけない。父が生きていたら同じことを言うと思う」と訴えた。

中村哲さんの追悼会で黙とうする参加者=27日午後、福岡市
中村哲さんの追悼会で黙とうする参加者=27日午後、福岡市


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