盛り土対応、市が聴取開始 退職者ら10人、熱海土石流

大規模な土石流が起きた現場。降り続いた雨と不適切な工法による盛り土が重なって大惨事となった=7月20日午後、静岡県熱海市伊豆山 (本社ヘリから、沢野貴信撮影)
大規模な土石流が起きた現場。降り続いた雨と不適切な工法による盛り土が重なって大惨事となった=7月20日午後、静岡県熱海市伊豆山 (本社ヘリから、沢野貴信撮影)

静岡県熱海市の大規模土石流で、不適切な盛り土を起点でしたとされる土地所有者への対応の妥当性を検証している同市の斉藤栄市長は26日、担当の職員や退職者らから聞き取りを始めたと明らかにした。対象は10人前後になる見通し。

市は10月に公開した行政文書の検証も進めており、聴取内容と併せて県が設置する予定の第三者委員会に提出する。検証結果の一般公開も検討している。

県も退職者を含めた職員約40人を対象に聞き取りを行った。

一方、県は26日、土石流の発生原因を検証する委員会を開き、起点の下部にある住宅街に、少なくとも7回にわたり土石流が押し寄せていたと明らかにした。住民から提供を受けた動画などから判断したという。