「先端半導体生産基盤整備基金」新設、6170億円を計上

半導体が使われているパソコン内部の基板(後藤徹二撮影)
半導体が使われているパソコン内部の基板(後藤徹二撮影)

経済安全保障上重要となる先端半導体の生産基盤強化に向け「先端半導体生産基盤整備基金」を新たに設け、令和3年度補正予算で6170億円を計上する。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に新たな基金を設置し、「5G促進法」に基づく認定を受けた半導体の生産基盤整備計画に資金補助を行う。補助率は最大2分の1で、複数年度をかけて交付する。半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に新設する工場が最初の認定対象となり、基金から約4千億円を拠出する公算が大きい。

これとは別に、需給が逼迫(ひっぱく)すると経済活動などへの影響が大きく安定供給が求められるマイコンやパワー半導体などの製造設備の入れ替えや増設などを行う場合、3分の1を補助(上限150億円)する。470億円を計上する。(那須慎一)