焼津港カツオ窃盗で提訴 漁協に賠償求め、被害会社

静岡県焼津市の焼津港で、水揚げされたカツオを盗んだとして、窃盗罪で水産加工会社の元代表取締役進藤一男被告(60)や焼津漁業協同組合職員らが起訴された事件を巡り、被害を受けた水産会社は26日、被告や漁協などを相手取り約3千万円の損害賠償を求め静岡地裁に提訴した。

訴状によると、被告らは平成29年7月~令和3年4月、水揚げされた冷凍カツオを必要な計量をせずにトラックに積み込み、被告の会社所有と偽って保管し盗んだとしている。

漁協には使用者責任があると主張している。確認できた被害額は約3千万円という。

原告側代理人の河村正史弁護士は静岡市で開いた記者会見で「漁港の信頼関係を損ねる行為で、漁業従事者はあぜんとしている」と批判した。

漁協は取材に「厳粛に受け止め対応したい」とコメントした。