収容者に職員名簿渡す 拘置施設の法務事務官停職

川越少年刑務所(埼玉県川越市)は26日、収容者の求めに応じ職員名簿や金品を提供したとして、さいたま拘置支所(さいたま市)の男性法務事務官(50)を停職6カ月の懲戒処分にした。事務官は同日付で依願退職した。

同刑務所によると、事務官は平成31年2月~6月、同刑務所が管轄する刑事施設7カ所の職員名簿やシャンプーなど日用品を50代の収容者に渡したほか、偽名で現金5万円を差し入れた。収容者からは指輪やピアスなどを受け取っていた。

令和2年9月の監査で不正行為が発覚。他の職員に反抗的な収容者が自身には聞き分けの良い態度だったため「面倒を見たくなった」と話しているという。

同刑務所の立谷隆司所長は「信頼を失墜させるもので、深くおわびする」とのコメントを出した。