サッカー女子の国際親善試合は25日、オランダのアルメレで行われ、日本代表「なでしこジャパン」はアイスランド代表に0―2で敗れた。ベスト8だった東京五輪後に就任した池田監督は初陣で黒星を喫した。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本は13位、アイスランドは16位。日本は前半、中盤でボールを奪われ、速攻を浴びて失点。後半にもロングボールで隙を突かれ、差を広げられた。長谷川(ウェストハム)や代表初出場の成宮(INAC神戸)を中心に攻めたが無得点だった。
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日本―アイスランド 後半、アイスランドに2点目のゴールを決められた日本。GK池田=アルメレ(共同)
日本は29日(日本時間30日)にハーグでFIFAランキング4位のオランダと対戦する。(共同)
結果は残念
池田太・女子日本代表監督の話 0―2という結果は残念。短い準備期間で、選手のいろいろな取り組みは見られた。見たい選手、見たいプレー、バランスを考えてメンバーを決めた。どう点を奪っていくかを考えて進んでいきたい。(共同)
裏のスペース使えた
ハルドルソン・女子アイスランド代表監督の話 日本はクリエーティブなチームだったが、対応していいサッカーができた。(相手守備陣の)裏のスペースを使うことを考え、意図がうまく結果に反映された。(共同)