北京五輪で新検査法導入 世界反ドーピング機関

カナダ・モントリオールにあるWADA本部(ロイター)
カナダ・モントリオールにあるWADA本部(ロイター)

世界反ドーピング機関(WADA)のニグリ事務総長は25日、パリで開かれた理事会後に記者会見し、指先や腕から採る少量の血液で分析できる乾燥血液スポット(DBS)検査を来年2月の北京冬季五輪で導入すると明らかにした。採血、保管の簡便化やコスト削減につながる画期的な新手法で、今夏の東京五輪で試験運用された。

ニグリ氏は、検査態勢の整備で新型コロナウイルスの影響はあるものの「(準備は)順調に進んでおり、特に心配はしていない」と強調した。

理事会では、意思決定にアスリートがより関与するための改革案が承認された。選手委員会を「選手評議会」に改名して再編し、20人のメンバーがアスリートによって選ばれる方式に変更。理事会や常任理事会の定員を増やし、選手代表者を迎える。(共同)