SMBC日本シリーズ2021は25日、東京ドームで第5戦が行われ、オリックス(パ・リーグ優勝)が6―5でヤクルト(セ・リーグ優勝)を破って連敗を3で止め、対戦成績を2勝3敗とした。
日本一まであと1勝のヤクルトが2―5の八回に山田の3点本塁打で追い付いたが、オリックスは九回に代打ジョーンズのソロ本塁打で勝ち越した。
日本シリーズは全試合がナイターで行われ、どちらかが4勝した時点で終了する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で日程が1週間遅れ、既にイベントの予定が入っていたオリックスの本拠地京セラドーム大阪が使用できないため、27日からの第6、7戦はほっともっとフィールド神戸で行われる。
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日本シリーズ ヤクルトーオリックス ヤクルト・高津臣吾監督の誕生日を祝うつば九郎 =東京ドーム(撮影・長尾みなみ)
ジョーンズが勝ち越し弾
【評】オリックスは5―5の九回に代打ジョーンズの勝ち越しソロで競り勝った。継投が決まらず八回に3点差を追い付かれる苦しい展開だったが、代打の切り札が一振りでチームを救った。最後はシリーズ初登板の平野佳が締めた。
ヤクルトは八回に制球難のヒギンスを攻め山田の3ランで同点としたが、マクガフが一発に沈んだ。