困窮大学生らに10万円給付 コロナ対応、早ければ年内

文部科学省
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文部科学省は新型コロナウイルス感染拡大の影響で困窮した大学生らに1人10万円を給付するため、令和3年度補正予算案に675億円を計上した。67万人を見込む。このうち低所得世帯を対象に給付型奨学金を支給する修学支援制度の利用者は申請する必要がなく、早ければ年内にも受け取れる見通し。

対象は、大学や短大、高等専門学校、日本語教育機関などの学生で、大学院生や留学生を含む。修学支援制度の利用者以外では、経済的理由で修学が困難になったり、アルバイト収入が減少したりした学生が申請し、大学などが審査する。

文科省は昨年度も給付金事業を実施。住民税非課税世帯は20万円、それ以外は10万円を計43万人に支給したが、修学支援制度利用者のうち、約20万人が申請しなかったとみられる。

大学生らを対象にした調査で、今年4~8月、コロナを理由とした中退者と休学者が前年同時期と比べてそれぞれ316人と1741人増加していたことが判明。継続的な支援が必要と判断した。