IOCのバッハ会長、彭帥さんと「今後も連絡」

モニター画面に映る中国の女子テニス選手、彭帥さんと会話を交わすIOCのバッハ会長(ⓒIOC/Greg Martin)
モニター画面に映る中国の女子テニス選手、彭帥さんと会話を交わすIOCのバッハ会長(ⓒIOC/Greg Martin)

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は25日までに、中国の元副首相に性的関係を強要されたと訴え、安否が懸念される同国の女子テニス選手、彭帥(ほう・すい)さんについて「今後も連絡を取り合う」と述べた。国際スポーツ記者協会(AIPS)が24日に公表したバッハ会長へのインタビューで明らかになった。

IOCは21日にバッハ会長が彭さんとの30分間のビデオ通話で無事を確認したと発表したが、バッハ会長の談話を出していなかった。バッハ会長は「さまざまな反応から世界中の人が知りたがっているのは彼女の健康と安全だと分かっていた。それが今回のビデオ通話の体裁だった」などと語った。(共同)

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