北京五輪ボイコットを 米NBA選手、人権理由に

試合前のエネス・カンター選手=10月22日、米ボストン(Brian Fluharty―USAトゥデー・ロイター=共同)
試合前のエネス・カンター選手=10月22日、米ボストン(Brian Fluharty―USAトゥデー・ロイター=共同)

米プロバスケットボールNBAセルティックスのエネス・カンター選手は23日、CNNテレビのインタビューで、中国で広範囲な人権侵害が行われていると指摘、北京冬季五輪ボイコットを呼び掛けた。

中国のテニス選手、彭帥(ほう・すい)さんが訴えた最高指導部の元メンバーによる性的暴行疑惑について「心が痛む」と強調。「選手だけでなく世界の政府、国民が声を上げるべきだ」と述べた。

女子テニス協会(WTA)が同疑惑で中国に真相調査を強く求めたことを「選手のために立ち上がった」と称賛。冬季五輪を推進する国際オリンピック委員会(IOC)については「恥を知るべきだ」と批判した。

中国については、新疆(しんきょう)ウイグル自治区などの状況を念頭に「今、この瞬間にジェノサイド(民族大量虐殺)が起きている」と述べた。スイスに生まれたトルコ系のカンター選手は、日頃から中国の人権問題に抗議姿勢を示している。(共同)