東京証券取引所を傘下に置く日本取引所グループ(JPX)は25日、今年最後の取引となる12月30日の大納会に関し、NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」で主人公の渋沢栄一役を演じる俳優の吉沢亮さんを招いて開催すると発表した。渋沢は東証の前身である東京株式取引所の創設に貢献した。
昨年の大納会では、新型コロナウイルス感染症の影響からゲストの参加を見送ったが、今年は感染対策を徹底した上で2年ぶりにゲストを呼んで開催する。一般の見学者は昨年に続いて受け入れないという。
大発会式典は来年1月4日に開催。前回と同様に簡素化して行う。