茂木派が発足 ポスト岸田へ足場固め 参院選が試金石

ただ、折り合いが悪い青木幹雄元参院議員会長が以前から反対していた。このため、11日の総会ではいったん「会長予定者」に。正式決定までの2週間、茂木氏は同派参院側トップの関口昌一参院議員会長らと役員人事案を調整し、25日の総会で了承された。

「和やかで風通しの良いグループを作りたい。同時に、事に臨んでは一致団結する力強い集団を作りたい」。茂木氏は総会でこんな抱負を述べた。

平成30年の総裁選では、同派所属議員の支持先が安倍氏と石破茂元幹事長に割れ、結束に綻(ほころ)びが生じた。会長だった竹下氏は「自前の総裁候補がいないから割れる。うちのムラ(派閥)から出さないといけない」と繰り返し語るようになった。まず「一致団結の集団」を作ることがポスト岸田への一里塚となる。(田中一世)