25日午前の東京外国為替市場の円相場は1ドル=115円台前半で取引が始まった。米国が早期利上げに踏み切るとの観測から、前日のニューヨーク市場で一時、約4年10カ月ぶりの円安ドル高水準となる1ドル=115円52銭をつけた流れを引き継いだ。
午前9時現在は前日比52銭円安ドル高の1ドル=115円41~42銭。ユーロは11銭円安ユーロ高の1ユーロ=129円30~31銭。
米国で前日に発表された雇用関連の経済指標が大幅に改善。米景気回復の堅調さが意識されて、米連邦準備制度理事会(FRB)が事実上のゼロ金利政策を解除する時期が早まるとの見方が強まり、円売りドル買いが優勢となった。