カルテック社長「光触媒技術でSDGsに貢献」 関西中堅企業の会講演 

「光触媒技術で空気、水、食べ物を安全に」と話したカルテックの染井潤一社長 =25日午後、大阪市北区(柿平博文撮影)
「光触媒技術で空気、水、食べ物を安全に」と話したカルテックの染井潤一社長 =25日午後、大阪市北区(柿平博文撮影)

独創的な技術や商品開発を進める企業の交流団体「関西中堅企業の会」の令和3年度定期総会が25日、大阪市内で開かれ、家電ベンチャー、カルテック(大阪市中央区)の染井潤一社長が「カルテックの光触媒技術による社会課題への取り組み」と題して講演した。

カルテックは光触媒を搭載した除菌脱臭機を販売しており、実験環境下で新型コロナウイルスの不活化を確認している。染井氏は「ウイルスや臭いなどを水と炭酸ガスに分解する。安全でゴミも出ない画期的なもの」と説明した。

シャープ出身の技術者で、起業のきっかけは、スリランカの生活水が汚染され、子供たちの健康被害を目の当たりにしたことだった。「光触媒で水、空気、食べ物を安心安全にしていきたい」と強調した。現在、京都大学と協力して光触媒で水素を発生させる研究も進めており、「エネルギー分野も含めて光触媒はSDGs(持続可能な開発目標)に貢献できる」と話した。