ファッション

ストールで彩る冬の装い

ベグ アンド コーのストール(7万7000円)、ハルノブムラタのコート(18万4800円)=東京・新宿の伊勢丹新宿店(飯田英男撮影)
ベグ アンド コーのストール(7万7000円)、ハルノブムラタのコート(18万4800円)=東京・新宿の伊勢丹新宿店(飯田英男撮影)

服や小物の重ね使いは冬ならではの楽しみです。なかでもストールは首元を温めるだけでなく、着こなしに洗練された印象や品のよさをプラスする、冬の必需品的なアイテムです。

コロナ禍を境に、人々が求めるストールにはちょっとした傾向の変化も見られます。「気張るおしゃれ」を目指すというより、心地よく、体にストレスがかからない装いを好む-という感じです。

自在にアレンジ

1866年、英北部スコットランドで創業した「ベグ アンド コー」のストールは、やわらかく繊維の長いカシミヤ糸を使い、編みがきめ細やかで、しっとりと優しい肌触り。グレーの落ち着いた色みですが表と裏でトーンが異なり、エレガントな雰囲気です。品よく首元にボリューム感が加わるミラノ巻きをおすすめします。

アソースメレのストール(飯田英男撮影)
アソースメレのストール(飯田英男撮影)

日本のブランド「アソースメレ」のストール(4万1800円)も、滑らかな肌触り。ふんわりとしたアルパカ糸を使い着け心地が軽やかですが、約240センチと縦に長い大判なのが特徴です。

きちんと首に巻き付けるというよりは、ざっくりと肩ごと包むように巻いたり、片側だけ長く垂らしてみたり、ベルトと合わせてジレ(ベスト)のように使ったりと、さまざまなアレンジが楽しめます。

差し色を楽しむ

今年流行中のモチーフの一つ、チェック柄も手持ちにあると便利です。

1767年創業の英国の老舗ブランド「ジョシュアエリス」のストール(6万2700円~)やマフラー(3万7400円~)は、地味になりがちな冬の装いに、華やかさを加える色使いが特徴です。今年注目のグリーンをはじめ、伊勢丹新宿店は約50種類と国内有数の品ぞろえで、好みの色柄が見つかると思います。

巻いたときに左右で異なる柄が見えるものもあり、さらっと首にひと巻きするだけでもすてきです。

またコロナによる自粛ムードが和らいで、コートも売れ行きが復調傾向です。

ジョシュアエリスのストールとマフラー(飯田英男撮影)
ジョシュアエリスのストールとマフラー(飯田英男撮影)

日本人デザイナーが手掛けた「ハルノブムラタ」のコートはウールカシミヤ素材。大きな襟と、高い位置でウエストがややくびれており、エレガントな雰囲気です。

外出の機会も増えそうな今、こうした「よそ行き」に使えて、かつ着心地のよいコートがあると便利でしょう。

(伊勢丹新宿店バイヤー小林嵩、須﨑浩之)