シャープ プラズマクラスター搭載商品1億台突破 衛生意識高まり受け

シャープが発表したプラズマクラスター機能搭載の加湿空気清浄機の新製品=大阪府八尾市
シャープが発表したプラズマクラスター機能搭載の加湿空気清浄機の新製品=大阪府八尾市

シャープは25日、独自の空気清浄技術「プラズマクラスター」を搭載した商品の世界累計出荷台数が1億台を達成したと発表した。主力の空気清浄機が、新型コロナウイルスの感染拡大による衛生意識の高まりを受けて、国内外での需要を伸ばした。同社は令和12年度までに出荷台数2億台を目指すとしている。

プラズマクラスターは、プラズマ放電を使って空気中の菌やウイルスなどの作用を抑えるシャープの独自技術。平成12年に空気清浄機にプラズマクラスター機能を初めて搭載し、現在はエアコンなどの空調機器のほか、冷蔵庫や洗濯機にも搭載している。また、自動車や電車で使用できるプラズマクラスター発生機などの商品も販売している。

出荷した1億台のうち、空気清浄機が最も多く、全体の約4分の1を占める。海外比率は約18%で、担当者は「2億台を目指す上で、販売台数の4割以上を海外にしたい」とした。

また、シャープは同日、空気清浄機の上位機種3タイプを発表した。室内に漂うウイルス飛沫(ひまつ)粒子を効果的に捕集する「飛沫粒子モード」などを搭載。加湿能力も強化した。市場想定価格は7万7千円前後から14万1千円前後まで。発売日はいずれも令和4年1月14日。