THE古墳

「聖域に入った」仁徳天皇陵は威圧感に満ちた密林

仁徳天皇陵古墳の堤の外側から築造時の状態で出土した円筒埴輪=11月19日(恵守乾撮影)
仁徳天皇陵古墳の堤の外側から築造時の状態で出土した円筒埴輪=11月19日(恵守乾撮影)

宮内庁が管理する国内最大の前方後円墳、仁徳天皇陵古墳(堺市堺区)の発掘現場が19日、報道陣に公開された。皇室の祖先の墓として時代を超えて祀(まつ)られ、普段は研究者でさえ決して立ち入れない聖域だ。墳丘を囲む堤(つつみ)には円筒埴輪(はにわ)や石敷きが約1600年前の状態を保ち、満々と水をたたえた周濠(しゅうごう)の向こうには、被葬者の眠る墳丘が山のようにそびえていた。威圧感さえ漂う姿は、古代の大王の絶大な権力そのものだった。

大王の石室はどこに

午前9時半、古墳の北側に設けられた真っ黒い鉄の扉が開かれた。鉄柵には立ち入り禁止の表示があり、通常は固く閉ざされている。

仁徳天皇陵といえば、墳丘の前方部側にある鳥居の設けられた「拝所(はいしょ)」が観光スポットにもなっているが、今回はその正反対の後円部側。古墳の裏口にあたり、一般にはほとんど知られていない。

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