川勝知事辞職求める請願可決 静岡県議会、コシヒカリ発言巡り

自身の発言をめぐり臨時の記者会見を開いた川勝平太静岡県知事=9日、県庁
自身の発言をめぐり臨時の記者会見を開いた川勝平太静岡県知事=9日、県庁

静岡県議会は24日、川勝平太知事が同県御殿場市に関し「(特産は)コシヒカリしかない」とやゆした問題を巡って臨時議会を開き、御殿場市民が提出した川勝氏の辞職を求める請願を賛成多数で可決した。法的な拘束力はない。

自民党会派は、請願採決に加えて地方自治法に基づく不信任決議案を提出する方針だったが、24日午前に協議し、法的拘束力のない辞職勧告決議案提出に変更すると決めた。不信任決議は出席議員の4分の3以上の賛成が必要で、可決の見通しが立たないと判断したとみられる。

請願は「最高責任者が県の一部地域を差別し、辱める発言をしたことは言語道断。知事としての資質を欠く」として辞職を要求する内容。

川勝氏は10月の参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、支援する無所属新人の出身地の浜松市と、対立候補の自民党新人が市長を務めていた御殿場市の特産を比較し「コシヒカリ」発言をした。