富士急ハイランド 大観覧車のドアを開けたまま運転

富士急ハイランドの大観覧車の扉と鍵(富士急ハイランド提供)
富士急ハイランドの大観覧車の扉と鍵(富士急ハイランド提供)

富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は24日、10代の女性客2人が乗車する大観覧車のゴンドラのドア、鍵を閉め忘れ、ドアが開いたままの状態で1周させるトラブルが起きたと発表した。乗客のけがや落下物はなかったものの、ゴンドラが高さ50メートルまで上昇する中のトラブルで、会見した岩田大昌社長は「乗客の方に極めて怖い思いをさせるなどし、おわびします」と謝罪した。

本来はゴンドラに客が乗り込んだ後、係員がドアを外から閉め、鍵をかけるが、今回、係員がその場を離れてしまったという。発覚後、その係員にヒアリングしたものの、パニック状況となっており、会社としてなぜ今回の事故に至ったかは把握ができないという。

今回の事故を受け、安全にかかわる設備点検や営業マニュアルの再確認が取れるまで、大観覧車の営業を停止する。このほか、安全点検が終了するまで観覧車以外の7つのアトラクションも営業を停止することを決めた。

ハイランドでは、ジェットコースター「ド・ドドンパ」の乗客で人身事故が相次いでいるため、大学教授などの専門家による第三者委員会による総合的な安全対策を進めるなど、信頼回復に向けた取り組みを進めていた。