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ベネズエラ地方選に「欠陥あった」とEU監視団

21日、カラカスの投票所に並ぶ人たち(共同)
21日、カラカスの投票所に並ぶ人たち(共同)

【ニューヨーク=平田雄介】マドゥロ政権が独裁色を強めた南米ベネズエラで約4年ぶりに野党が参加し実施された21日の地方選について、欧州連合(EU)が派遣した選挙監視団のサントス団長は23日、政権寄りの候補にガソリンを優先的に供給したり、国営テレビの報道が与党を優遇したりするなどの「欠陥があった」と指摘した。AP通信が伝えた。

EU監視団の派遣は2006年以来となり、130人以上が約1000カ所の投票所を視察した。サントス氏は、一部を除き選挙は「穏やかで平和的な環境」で行われ、「以前より改善した」と評価した。

一方で「構造的な欠陥があった」とし、政権に近い候補が優遇されたほか、政府から食糧などを受給している有権者の票を確保する思惑から与党が投票所近くにテントを設営していたのが確認されたと指摘した。テント設営は、与党への投票を迫る威圧的な行為として問題視されている。

主な野党は公正な選挙が期待できないとして、18年の大統領選、20年の国会議員選への参加を見送ってきた。今回は野党側からも選挙管理委員会の役員が選ばれるなどしたため参加を決めた。州知事や市長など3千を超えるポストに7万人以上が立候補。マドゥロ大統領は22日、首都区と23州中20州の知事選などで与党候補が当選したとして「勝利」を宣言した。