旧陸軍練習機、故郷で公開 十和田湖から引き揚げ譲渡

東京都立川市で一般公開される旧日本陸軍の「一式双発高等練習機」=24日午後
東京都立川市で一般公開される旧日本陸軍の「一式双発高等練習機」=24日午後

青森、秋田県境の十和田湖で2012年に引き揚げられた旧日本陸軍の「一式双発高等練習機」が「故郷」の東京都立川市に戻り、25~28日に一般公開される。製造元だった立川飛行機の流れをくむ同市の立飛ホールディングス(HD)が昨年11月、青森県立三沢航空科学館(三沢市)から譲り受けた。

東京都立川市で一般公開される旧日本陸軍の「一式双発高等練習機」=24日午後
東京都立川市で一般公開される旧日本陸軍の「一式双発高等練習機」=24日午後

戦時中、操縦や航法、射撃など機上作業全般の訓練に使われた。立川飛行機が1940~45年に1342機を製造。公開されるのは国内で唯一残る機体で、日本航空協会の「重要航空遺産」にも認定されている。

立川市にある立飛HDのグループ会社の倉庫で展示。ジュラルミン製の板金で造られた主翼や胴体には大きな日の丸が描かれている。主翼の内部には燃料タンクを置いたスペースがあり、その様子が見えるよう、あえて胴体から翼を取り外した。2席の操縦席やエンジン、プロペラも間近で見ることができる。

東京都立川市で一般公開される旧日本陸軍の「一式双発高等練習機」=24日午後
東京都立川市で一般公開される旧日本陸軍の「一式双発高等練習機」=24日午後