イラン核「解決の用意」IAEA事務局長が外相と会談

IAEAのグロッシ事務局長(AP)
IAEAのグロッシ事務局長(AP)

国際原子力機関(IAEA)のトップ、グロッシ事務局長は23日、イランの首都テヘランでアブドラヒアン外相と会談した。グロッシ氏はIAEAが求める核査察をイランが制限している問題を念頭に「イランと緊密に協力し、数カ月間で残る課題を解決する用意がある」と表明した。イラン外務省が明らかにした。

グロッシ氏は今回のイラン訪問に関し「問題を解決する決意の表れだ」と強調。アブドラヒアン氏は「保障措置(査察)協定の枠内におけるIAEAとの対話に真剣だ」と応じた。グロッシ氏はエスラミ原子力庁長官とも会談、査察への協力を要請したとみられる。

ただ、アブドラヒアン氏らとの会談では査察制限などに関して大きな進展はなかったもようで、イラン核合意の再建に向けて29日に再開される米イラン間接協議に影響する可能性がある。IAEA加盟国からは「IAEAが監視と検証を果たすことができる合意」の実現を求める声が上がっていた。(共同)