父親「胸が張り裂けそう」 岡山女児殺害で意見陳述

岡山県津山市で平成16年9月、小学3年の女児=当時(9)=を刃物で殺害したとして、殺人罪などに問われた無職、勝田州彦(くにひこ)被告(42)の裁判員裁判の論告求刑公判が24日、岡山地裁(倉成章裁判長)で開かれた。論告に先立ち、女児の父親が「優しくてかわいい大事な娘が突然殺された。苦しくて胸が張り裂けそう。極刑を望む」と意見を述べた。

被告が捜査段階で一時、殺害を認めた「自白」の信用性が争われている。被告は初公判で「絶対にやっていない。(事件の当日は)現場に行っていない」と否認。弁護側は無罪を主張している。起訴状によると、被告は16年9月3日午後3時ごろ、わいせつ目的で津山市の女児宅に玄関から侵入。1階居間で女児の首を両手で絞めたが抵抗され刃物で胸や腹を刺して殺害したとしている。