TSMCと投資、連携確認 経産相、九州で人材育成

半導体世界大手のTSMCの工場建設予定地=20日、熊本県菊陽町(共同通信社ヘリから)
半導体世界大手のTSMCの工場建設予定地=20日、熊本県菊陽町(共同通信社ヘリから)

萩生田光一経済産業相は24日、半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が工場を新設する熊本県を視察した。同社の劉徳音会長とオンラインで会談した後、記者団の取材に応じ「さらなる投資の検討を含め、日本の産業界やアカデミア(学界)と連携を深めていく意思を確認した」と述べた。

萩生田氏は、九州の大学や高等専門学校などと連携し、半導体産業の人材育成に取り組む考えも示した。「基礎から開発まで一貫したカリキュラムの開発を検討したい」と話した。

視察では、菊陽町で半導体を製造するソニーグループの子会社や、TSMCの工場建設予定地を訪問。熊本市内では九州の関連企業の幹部らと意見交換した。

TSMCは、ソニーグループと共同で半導体受託子会社を設立する。当初の設備投資額は約70億ドル(約8千億円)。約1500人の雇用が見込まれ、関連業界での人材確保が課題となっている。