三菱UFJ銀行は24日、名古屋市で29日にリニューアルオープンする「貨幣・浮世絵ミュージアム」の報道向け内覧会を開いた。国内外の貴重な貨幣約4千点と、歌川広重の代表的浮世絵「東海道五十三次」全作品を展示している。
三菱UFJ銀が名古屋市中区に新設した中部地域の拠点ビルの1階部分をミュージアムにした。以前は名古屋市東区にあったが、新型コロナウイルス流行のため今年5月に臨時休館していた。
古代のギリシャやローマ帝国のお金、豊臣秀吉が作らせた大判など、希少な貨幣を時代背景の解説とともに紹介。東海道五十三次は、約10年ぶりに全55作品を一度に展示した。貨幣や浮世絵について学べる映像コーナーも用意した。年間約7万人の来場を見込む。
入館料は無料。祝日や年末年始を除き毎日営業し、開館時間は午前9時から午後4時まで。