群馬、選挙なく収支とも過去最低 政治資金収支報告書

群馬県選挙管理委員会は24日、県内で活動する政党と政治団体の令和2年分の政治資金収支報告書を公表した。前年繰越額を除く政党と政治団体の収入額は前年比28・7%減の約14億4300万円、支出総額は30・7%減の14億2500万円だった。

県選管によると、2年は国政選挙が行われなかったことなどを背景に収入・支出ともに前年から大きく減少。記録が残る昭和59年以降、過去最低を更新した。元年は統一地方選、参院選、県知事選が実施され、いずれも前年から増加していた。

政党の収入額は28・0%減の約9億9500万円、政党以外の政治団体も30・4%減の約4億4800万円と、いずれも減収だった。内訳をみると、寄付と本部支部交付金が前年から大きく減った。

支出額では、政党が26・0%減の10億600万円、政党以外の政治団体が39・9%減の4億2000万円。選挙関係費や寄付・交付金などが減少した。

政治資金パーティーによる収入があったのは5団体減の9団体。開催件数も5件減って13件となり収入総額は22・6%減の6100万円だった。国政選挙がなかったことに加え、新型コロナウイルス感染対策で開催が見送られたことなども背景という。

2年分の政治資金収支報告書を提出する義務のある団体は1006団体。このうち全体の約98%に当たる981団体(9月30日時点)が提出した。