外相訪中「間違ったメッセージに」 自民外交部会長

自民党外交部会長の佐藤正久元外務副大臣(鴨志田拓海撮影)
自民党外交部会長の佐藤正久元外務副大臣(鴨志田拓海撮影)

自民党外交部会長の佐藤正久元外務副大臣は24日、外交部会や領土特命委員会などの合同会議で、林芳正外相が中国の王毅国務委員兼外相から訪中の招待を受けたことについて「この時期の外相の訪中は慎重の上にも慎重を期していただきたい」と述べた。「北京五輪開会式の外交的ボイコットが議論されている中で、日本の外相訪中は完璧に間違ったメッセージを海外に出すことに他ならない」とも強調した。

会合では、韓国の金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長官が16日に韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)に上陸したことについても協議。外務省の担当者は、事前に外交ルートを通じて韓国側に自制を求めていたと説明した。

会合では韓国への対抗策を検討するチームを設置することも申し合わせた。いわゆる徴用工訴訟や慰安婦問題への対抗策も含め、国際司法裁判所(ICJ)への提訴や経済制裁などについて検討する。